不動産買取とは?買取と仲介どっちがいいの?

不動産買取とは?買取と仲介どっちがいいの?

 

不動産売却の方法として一般的なのは、不動産仲介会社に不動産の価格査定をしてもらい、媒介契約を結び、広告等を出して買主を探す「仲介」です。

一方で、不動産会社に直接買い取ってもらう方法が「買取」です。

 


買取のメリット

①期間
不動産会社が買主となるので、仲介売却のように一般の住宅市場で個人の買主を見つけるための広告・販売活動を行う必要がありません。このため売却までにかかる時間をぐっと短縮でき、つまりは現金化までの期間が短くなります。ローン返済に困っていたりなど、ある程度まとまったお金が急ぎで必要な時におすすめです。

②仲介手数料
「仲介」とは違い、業者が直接買い取るので、一般的に「売却価格の3~5%+消費税」とされている仲介手数料がかかりません。

③契約不適合責任
契約不適合責任とは、売却した不動産が売買契約の内容と異なっていた場合に、売主が買主(個人)に対し、契約を追完する責任を負うというものです。⇒(参照:契約不適合責任とは
契約不適合の具体例として、事前説明のない水道管の漏水やシロアリによる家屋の侵食などが挙げられます。
「仲介」での売却だと、売主には契約不適合責任があるため、契約内容と異なる不備などが見つかった場合、その部分に責任を負う必要があります。
一方、「買取」の場合、売主は契約不適合責任を課されることはほとんどありません。

④近所に知られず売却できる
「仲介」を依頼した場合、不動産会社は、近隣にチラシを撒くなどして広告活動を行います。また、購入希望者が内見に来るなどで、近隣の人に売却することが知られてしまいます。
「買取」の場合は売主と不動産会社でのやり取りとなるので、近所に知られずに売却することができることが多いです。

 


買取のデメリット

買取価格は、通常の仲介による売却よりも安くなってしまう点がデメリットです。これは、物件を買い取った不動産会社がリフォームや修繕する費用、販売活動をする費用などを見込んで買取価格を決めているからです。なお、不動産会社が再販できないと判断した場合には、買い取ってもらえないこともあります。


 


不動産買取を選んだ方がよい場合
・早く現金化したい
・仲介手数料などの経費を支払う余力が手元にない
・売却していることを知られたくない
・築年数の古い物件を売却する
・再建築不可の土地の物件
・住み替えでスケジュールが決まっている


 

「仲介」と「買取」どちらが良いかは、物件の状況や売主の都合などにより変わってきます。
当店では、個々の売主それぞれに最適な売却方法をご提案いたします、お気軽にご相談ください。

監修者情報

  • 代表 稲葉 昇久
  • 株式会社チームニッコークリエイティブ
    松戸不動産情報館

    代表 稲葉 昇久

    代表挨拶

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