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かし保険とは

中古住宅の取引に瑕疵(かし)保険が欠かせない

1 瑕疵とは

瑕疵(かし)とは、住宅における場合、キズや欠陥等のことを指します。目に見えない瑕疵(雨漏り、シロアリの害)もあります。

通常、売主は瑕疵について一定期間の責任を負う義務があり、買主が家を買った後に見つかった瑕疵については修繕など何かしらの対応をしなくてはなりません。

売主が個人の場合3ヶ月間、売主が業者の場合2年間が一般的な期間となります。

ただし、築年数の古い中古物件などの場合、「瑕疵担保免責」という売主が瑕疵に対して責任を負わない物件もありますので、注意が必要です。

2 かし保険 もしもの場合に備える

「かし保険」と呼ばれるものがあります。

正式名称は「既存住宅売買かし保険」と言います。

中古住宅の取引に不安が伴うのは、建物の性能に関する情報提供がなされないためです。

既存住宅売買かし保険を利用するためには建築士による現況検査を行い、各瑕疵保険法人が定める検査基準をクリアする必要があります。

つまり、かし保険が利用できる物件は一定の基準をクリアした安全な住宅と言えるのです。

逆を言えば、かし保険が利用できない物件は耐震基準等何かしらの問題を抱えている物件の可能性が高いため、避けた方が良いでしょう。

3 かし保険 補償内容

既存住宅売買かし保険は、構造躯体と雨水の浸入などに対する最大5年間、1,000万円の保険制度です。

(給排水管や電気配線・ガス管は保険法人によって取り扱いが異なります)

万が一雨漏れなどの保険事故が発生しても、補修費用を保険金で補うことができるので安心です。

​通常、売主が業者の場合でも保証期間が1年間であることを考えると、最大5年間という期間はかなり大きなものになってくると思われます。

4 万が一の時でも安心

かし保険は売主である宅建業者もしくは検査会社が手続きする保険制度です。

万が一保険事故が発生した場合に、その事業者が倒産などで補修責任を履行できない場合は、買主様が保険法人へ保険金を直接請求できます。